俺の「EXTREME TEAM」に出会うために小さな実験を始めてみようと思い立ったんだ。
Intro:
若気の至りで「突然ですが、クラウドワークスを退職します。」という退職エントリーを書いてからはや約2年と3ヶ月...
これを見てCrowdW○rksに入ったという奇特な方も、気がつけばCr◎wdWorksから離れてしまっていたなんて、月日が経つのはあっという間ですね。
こんばんは。toku345です。
本記事は ex-crowdworks Advent Calendar 2018 の 24日目のです。
せっかくお誘いいただいたので、私も一つ記事を書いてみます。
今日は最近読んだ「EXTREME TEAMS」という本に感化されまくった、というお話です。
(CrowdWorks退職してx年ネタは他の方がいっぱい書いてらっしゃるので、こんなテーマでもいいですよね)
それではしばしお付き合いを。
前Theme:「EXTREME TEAMS」を読んでみた
最近、ソニックガーデンの倉貫さんのブログを読んで興味を持った「EXTREME TEAMS」を読んみました。
すっごく面白い本で、良かった箇所はたくさんあったのですが、中でも
- 「チームの成功 = 成果 + 人間関係」というように、成果も大事だが人間関係の大切さも大事だ
- 文化の大切さをこれでもか、というほど説いている。ライバルの猿真似ではダメで自分たちで作り出さないといけない
- EXTREME TEAMにとって仕事とは、単なる業務や労働ではなく「使命」であり、儲けを出すのはそれによって自分たちのやりたい仕事ができるからだ
- 優先事項の内容とそれを優先すべき理由、成否を判断する方法を社員にしっかり周知した上で、社員たち自ら主なプロジェクトで何をすべきか、どのように成否を判断するかを決定する
といったところがすごく好印象でした。 それと同時に今の会社は「EXTREME TEAM」からは程遠いなと感じ、ちょっとモヤモヤもしていました。
Solo(ad lib): 今の会社が「EXTREME TEAM」じゃないのは?
どうしてモヤモヤしていたのかしばらく考えてみたのですが、今思うのは、
- チームとは名ばかり。ただの集団の「ラベル」としてチームと名乗っているにように感じる1
- いろんなことに手を出している。そのせいで人手が足りていないところを外注して補填しようとしている。短期的には良いかもしれないが、これでは文化醸成もへったくれもないように感じる(外注の方はその会社の文化があるだろうし...)
- (職務が別れている事自体は悪いでは無いが)完全に分断されていて、連携がうまくいっていない
- 熱意があるメンバーもところどころいるのだが、その人の周りだけ熱気がある状態で、チームを超えるとその熱気が伝わっていない。社内で熱意にムラがあるように感じる
- プロダクトの最終的な決定は上長判断や経営会議まで先送りされるという決断スピードの遅さ。儂らを信用しとらんのんかい
考えだしたらモチベーションが下がってきました...
[コラム] CW社(2016年9月頃)の良かったかもと思う所
ex-crowdworks アドベントカレンダーなので、そういえば在籍していたときのCrowdWorksはどうだったのだろうかとちょっと思い返してみました。
- (スクラム風味の)アジャイルチームで開発できていた。
- 各チームに課題が与えられていて、自分たちでどういった施策をやって問題を解決していけるのか自由があった。
- かつ、自分たちのやることに対して説明責任も与えられていた。
- 会社の文化を作ろうと真剣に取り組んでいた(それこそカルト的に)。
失ってみて初めて、良かった所がわかるものですね...
ただ、とは言っても
- 個人的にはその文化に馴染めなかった&疑問を感じていた。
- 上に立つ人についていこうと途中で思えなくなった。
- 会社の目指す方向に疑問を持つようになった
ということが思いがあったので、在籍時に良さに気がついていたとしても結果辞めてたんでしょうね...
後Theme:「Extreme Team」を探しつつ、今の会社でできることって?
さて、ということで、今の会社にイケてないところが気になり、いつもの「もう辞めちゃおうかな病」が発症し始めていたのですが、
ふと、
Quitする前に、Fireされるつもりで今のチームを EXTREME TEAM に変えられるか挑戦してみてもいいかも?
と言うことを思いつきました。
うまくいけば EXTREME TEAM に進化したチームで働けるし、失敗してもその経験を生かして他社のチームがEXTREME TEAMか見極める力が上がって出会う確率が上がるかも。 うーん、どっちに転んでも悪くはなさそうですね(Fireされた後に職が見つかるかはちょっと不安ですが...)。
ということで、今このような小さく実験を重ねていってます。
Don'tbe Evil (都合良い人はやめる)- ダメなところはダメ、悪いものは悪いとはっきり発言する。(空気を読まない)
- チームを変えるためにはある程度権力も必要なので、偉くなるようTRYする
- チームの触媒になる
他にもなにか思いついたら、取り組んでみます!
機会があれば、↑の結果どう変わったかを書いていこうとおもっています。
Outro:
内容を考えてたら3週くらいしてしまって、フワフワ感満載になってしまいました。 ごんめんさい。
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ただの集団とチームの違いってなんだろう?という方は、ryuzeeさんの「人を集めたからといってすぐ機能するわけじゃないという話」という記事を読んでみてください。↩